2015年09月30日

スベリヒユ(ヒョウ)出荷( ̄▽ ̄;)

今年採れた行者にんにく種子を蒔いた『MEBUKI畑』は、一面スベリヒユに覆われています。

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畳み数畳の面積でこの量(;・∀・)

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『ケンミンショー』で紹介され、山形県ではメジャー(昭和まで?w)な食べ物なのですが、迷惑な雑草扱い。。。近代農耕では除草剤の普及で、畑ではめっきりと見かけなくなりましたね。うちの農園では一面に生えているわけですが、、、

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お正月に『【ひょっ】として良いことがあるかも』と食される縁起の良い食べ物。「干しヒョウ」を作りましょうかね。


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生のまま自宅へ持ち帰ったヒョウは、和からし醤油和えにしてオカズに!

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なんでも『オメガ3系脂肪酸』の含有量が、植物界No.1とかとかとか。

食べ過ぎると良くないとは思いますが、採りきれないほど生えていますし美味しいので。。。

リクエストを頂いたので、初めて出荷させていただきましたw

確かに、雑草扱いになるほどどこにでも生えますけど、農薬を使っていない土壌、犬猫の糞尿が心配な場所に生えているものは敬遠されますよねー

うちは御存知のとおり、山菜畑なので農薬を使わないのです!山菜が枯れちゃいますから!



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2010年09月24日

秋の身支度

野生のニホンザル

 サルです。ガードレールの上で、アザミの仲間の草を食べています。寄っていっても逃げません。・・・野生サルに寄って行くワタシもなんですが、逃げないサルも兵です。

ブナハリタケ  カノカ

大雨でホダ木もしっとりと濡れ、気温も日中で15℃を下回り、ブナハリタケがワサワサと生えていました。

秋植え野菜  行者にんにく  球根

秋植え用行者にんにくの球根を人力で掘り起こす作業はとっても重労働。

秋植え野菜  行者にんにく  球根

雨の少ない今年の夏を乗り切った逞しい行者にんにくの球根でゴザイマス(笑)

燃えるような

明日の天気を占うような、不思議な夕焼け雲でした。

ブナハリタケ  カノカ

耳、デッカクナッチャッタ。。。(°Д°)はぁ?みたいな。

あはは(笑)
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2010年09月22日

蔵王源流米

 蔵王源流米の玄米の精米

 霊峰蔵王の伏流水が湧き出る子宝長命の泉湧く里。

精米したての新米をお食べなせ(笑)

東北自動車道路の村田インターチェンジから蔵王を目指して車で5分。田んぼの真ん中に建っている“産直市場みんな野”をどうぞよろしく、よろしくお願いします(笑)


産直市場みんな野の地図はコチラです。


大きな地図で見る
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熊出没注意

ツキノワグマの足跡

 春先に見たツキノワグマが、また森の楽園にやってきたようです。

今年は栗や木の実が、青いうちに落ちてしまうことが多いようですね。冬の到来を敏感に感じているクマにとって、山里に降りてこなければならない事情があるようです。

行楽シーズンになると、コンビニ弁当や包み紙、また食べ残しを街道筋から路肩にポンポン投げる人が居られますが、ゴミ問題の他にも、熊を人家に寄せることにもなりますので、ヤ・メ・テ・ネ!
 
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2010年09月21日

蔵王は美味いよ(笑)

家庭菜園蔵王ブルーベリージャム

 森の楽園で作っている蔵王ブルーベリー。生食でたっぷり食べたあとは、砂糖で煮詰めてジャムにします。

ヤマボウシの実、ジャムに

こちらは、ヤマボウシの実。これも美味しいジャムになりますんですよ(笑)御近所さん、鈴生りの実を観て楽しむのも良いですが食べたくなっちゃいますね(笑)

ヤマブドウ(笑)

えへへへ。森の楽園産ヤマブドウほにゃららです(笑)(笑)(笑)感激ですよ、山葡萄。来年分の御予約はお早めに(笑)
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2010年09月18日

秋色アジサイ

秋色アジサイ

 アジサイの花は“ガク”だけに秋になると紅葉します。それが秋色アジサイ。

この夏の暑さで、恋色スミレ(楽園に咲くとても濃い紫色のスミレ)は咲きそうにありません。毎年春と秋に咲いてくれるのですがねぇ。
ラベル:秋色アジサイ
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2010年09月15日

丸太から立ち上る湯気

 朝露に湿った丸太が陽の光を受けて、湯気を立ち上らせています。

一気に秋がやってきました。

秋ですね〜。
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2010年09月04日

紅葉のはじまり

チェーンソーアートカービングフィールド

 暑い暑いと、いまだに25℃以下にならない熱帯夜の続く9月。

それでも楓(カエデ)は次第に色付きはじめていますね。

きっと何かが、森の木々たちへ秋の訪れを知らせているはず。

その「何か」を感じられる人になりたい。
 
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2010年09月02日

屋根裏のありえってぃ

屋根裏の座禅堂、こんなのありえってぃ?

 丸太納屋の屋根裏部屋(?空間ですな)で座禅。

目の前の堰堤瀑布から聞こえる沢の響き以外は全く聞こえない自然が創り出す1/fの揺らぎ。

目を閉じるとすぐに不思議な感覚になります。

気を落ち着かせるにはもってこいの座禅堂。

どうぞ御気軽にお立ち寄りくださいませ。
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2010年03月09日

光と影の狭間

杉林

 日中でも氷点下よりあがらない標高500m付近の杉林。

夜更けに薄っすらと雪を被った木々。

日が昇っても影になる部分だけは、いつまでも凍てついていて本当の姿をあらわさない。

それどころか、陽の側で解け出た雫が影に入ると、更に硬く凍りつく。

影からは陽が永遠に見えず、陽は影を常に照らし出す。
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2009年09月30日

アオミズとアカミズ、ウワバミソウの増やし方

アカミズとアオミズ、ウワバミソウ

 ミズトロの元、アカミズ。それとアオミズ(写真上)。収穫時に葉を毟って、茎とコブだけにしてハケゴに入れる。そうしないと、家に戻ってから“あれ?こんなんしか採らなかったの?”と、なる。ミズは、宿根草の山菜で、根の年数、太り具合でコブの実り方が大分違う。半日陰のちょっと暗いぐらいが良く、陽のあたる場所だと、森の中のそれよりもシーズンがかなり早くやってくる。

我が家ではミズトロではなく、ダシ醤油の漬物、絶品なのはミズコブ(赤)のヌカヅケ。汚れを落とす程度にサッと熱湯をくぐらせて、塩漬けすると長期の保存が出来る。

アカミズとアオミズ、ウワバミソウの増やし方

ミズコブは、成熟すると少し触れただけでポロッと折れ落ちてしまう。これはコブ自身、写真のように根っこも出てきて種となるから。このコブ、ヤマイモのムカゴと同じで、土に埋めると芽が出る。今の時期でも、ミズの根っこを掘りあげると、来春の新芽が既に出ているはずなので、それを小分けにして植え込むと、株を増やすことが出来る。

調理するうえでは、コブが茎に連なっているほうが食感も楽しめるので、バラバラにしない工夫が必要。

どうやってミズコブがバラバラにならないように収穫、調理するかというと、くぁwせdrftgyふじこlp;@:「」」
posted by とっち at 22:34| Comment(0) | 蔵王の9月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月29日

魅惑の手触り

たぷたぷした手触りのキクラゲ

 たぷたぷとした手触りのキクラゲ。キモチイイ。食べるつもりが無いのでそのまま放置。乾燥すると黒いヒダヒダになって垂れ下がっちゃうけど、雨が適程降ると再生する。

いつか誰かに採られそう。採らないでね。
 
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2009年09月28日

行者ニンニク収穫祭

行者ニンニクの種5粒が7年で8倍の球根40球以上に

 7年前に行者ニンニクの種を5粒播いた。根は大地に張り巡らされ、しっかりと土に食い込んでいる。

根の張り具合は直径約30cm。備中鍬を大地に突き刺して掘り起こします。



今回は1万球、秋植え用行者にんにくの球根を選別。去年動けなかった分も加わり今期はあと7万4千個。

1万級単位でドウ?植え付け施肥代込みで300楽円ですよ?
 
posted by とっち at 22:44| Comment(0) | 蔵王の9月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

行者忍辱

行者忍辱のポット上げ作業

 規格ごとに選り分けられた行者ニンニクの球根を師匠から受け継いだ工夫を施してポリポットへ植え込みます。
行者ニンニクのポリポット上げ作業

秋植え用の行者ニンニクポットは、この状態で冬を迎えて肥培し、休眠打破します。霜あげされても、それが原因で枯れることはありません。地植えは雪解けの頃でも充分です。

行者様の忍辱、万世の自然を受け入れること。
 
posted by とっち at 19:11| Comment(0) | 蔵王の9月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月27日

ミズコブのカラシ醤油漬け

ミズコブのカラシ醤油漬け

 お酒のあてにと斉藤洋介さん絶賛のミズコブの醤油漬け。ロジャーさんツッコまれ通り、ミズの発音は“ズ”が下がるほうで“WATER”の水じゃぁありません。

汚れを落とす程度にサッと湯がいてからダシ醤油やカラシ醤油に漬け、熱い御飯に乗っけて頂く。美味い!
posted by とっち at 19:19| Comment(0) | 蔵王の9月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月12日

森の楽園ブランド“朝露のルビー(C)”

朝露のルビー、山ブドウ

 首筋を抜ける朝の風がキュッと眠気を搾る頃、雨ニモ負ケズ風ニモ負ケズに頑張った山ブドウ、“朝露のルビー(C)”の収穫時期です。

問題.一年中、ブドウがとっても美味いと言う地方は?

(なんだ、おやじギャグじゃねーか)
posted by とっち at 08:42| Comment(0) | 蔵王の9月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月28日

真っ赤な落下傘

真っ赤な落下傘、ツリバナ

 真っ赤に色付いた房が“パカッ”と開き、中から弁に吊るされた種が飛び出てくるツリバナ。可愛いでしょ。

山のものだから花束、寄せ花のようにはなりません。観賞用庭木用として人工的に作られたもののような派手さは無いけれど、紅葉が始まる少し前、緑の葉と対照的な彩が好きです。
posted by とっち at 18:32| Comment(0) | 蔵王の9月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月27日

秋の宮城蔵王BBQ&芋煮会&CC

秋の宮城蔵王バーベキュー大会&芋煮会&チェンソーカービング

 蔵王のお釜、五色岳で初雪が観測された今日は、日頃同じ釜の飯を食べるお仲間が集まって、杜の都仙台からの日帰りバスツアー、秋の宮城蔵王バーベキュー大会&芋煮会を開催しました。

秋の宮城蔵王バーベキュー大会&芋煮会&チェンソーカービング

釣堀あり乗馬ありのやまびこ荘さんを借り切り蔵王町遠刈田の自然を満喫していただきました。自家製の麹味噌で作った芋煮は煮え立つ湯気のようにあっという間に完売。滴も残さず50人前の大鍋が空っぽです。やまびこ母さん自慢の味付けは秋の食欲に相まって皆さんの胃袋に火をつけてしまいました。

秋の宮城蔵王バーベキュー大会&芋煮会&チェンソーカービング

今日のスケジュールは実にタイト。食事の後にはチェンソーカービングを御覧いただきながらお腹も落ち着いた頃に遠刈田温泉の神の湯へ移動です。

秋の宮城蔵王バーベキュー大会&芋煮会&チェンソーカービング

ぶらっと温泉街を散策していただいて、帰路の途中にある季節の野菜でいっぱいの蔵王町平沢の産直市場みんな野に立ち寄るスケジュールです。

秋の宮城蔵王バーベキュー大会&芋煮会&チェンソーカービング

んだってさ、蔵王の美味いもの、食べでもらいだいもの。蔵王の魅力、ちょっとでも感じで欲しいもの。

秋の宮城蔵王バーベキュー大会&芋煮会&チェンソーカービング

たいぶバタバタとしてしまいましたが、楽しんで頂けましたでしょうか。あ、太陽の野菜“トマト”、みんな野には今の季節には無いんです。みんな野は“こだわりの野菜作り”だけに、ご理解くださいませ。
 
posted by とっち at 21:19| Comment(0) | 蔵王の9月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月23日

スギカノカの調理方法

 エンジェルウィングの名を持つスギカノカ・スギヒラタケ。蔵王の山は今、スギヒラの舞い真っ盛りでございます。

まずは採取のときに、なるべく石づきの部分を爪で欠いて採取してきてくださいね。夫婦円満、家庭平和は地球を救います。

スギヒラタケの調理方法

こんな風に、流水でコケや腐葉土などを洗い落とします。スギヒラタケは周りの落ち葉なども巻き込みながら成長するので、気になる人はよく落としながら洗います。

スギヒラタケの調理方法

沸騰したお湯で茹でて煮こぼします。灰汁や汚れが浮いてきたら丁寧にお玉ですくい、再び汚れが付くのを防ぎます。

スギヒラタケの調理方法

煮えたら流水で再び汚れを洗い流し、両手でギュッと握って水気を切ります。布巾で絞っても良いです。その後、塩漬けしたり、天日で乾かしたり・・・

スギヒラタケの調理方法

シラタキ糸コンニャクを加えて油炒めにしたりすると、洗面器1杯位は軽く食べれちゃう美味しいキノコ、スギヒラタケでございます。味噌汁やクリームシチューもダシが出ていぎなりんまいよ。
posted by とっち at 22:29| Comment(0) | 蔵王の9月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月19日

だだちゃ豆と里芋

だだちゃ豆と里芋

 香りが強く豆の味が濃いと評判で、今年は畝の数を増やしただだちゃ豆。茹で上がると部屋中に豆の香りが立ち込めます。普通の枝豆との違いは房にある豆の数が2個です。毎年山形から種を買い付けています。

植え付けから半年もかかる里芋も、まずまずの出来。いくらか水分が多いのはこれからの数週間で味も身も引き締まることでしょう。

どちらも茹でたてのところに塩をかけて頂きます。
posted by とっち at 07:52| Comment(0) | 蔵王の9月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スギカノカ(スギヒラタケ)全盛

スギヒラタケ(スギカノカ)

 今年の山は雨の降り方と気温が絶妙なのか、いつにもましてとても綺麗なスギヒラタケを収穫することができています。

直射日光の当たらない山の北斜面、杉の切り株や倒木から欧名“エンジェルウィング”がワサワサと生えます。

丁寧に泥や伸張する際に取り込まれてしまった落ち葉などを水洗いし、塩漬けして保存します。

青酸を含むキノコで近年では死亡例もあることから取扱いには気を付けなければいけませんが、シラタキと一緒にバーター醤油で炒めると、とっても美味しいですよ。
posted by とっち at 07:41| Comment(0) | 蔵王の9月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月18日

山ブドウ

山ブドー

 秋空に たわわに実る 山ブドウ
posted by とっち at 07:48| Comment(0) | 蔵王の9月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月06日

ミズコブの醤油漬け

斉藤洋介さん絶賛!ミズコブの醤油漬け

 先日のテレビ取材“遠くへ行きたい”で俳優の斉藤洋介さんに絶賛していただいたミズ(ウワバミソウ)コブの漬物、醤油漬けです。愛妻家の斉藤洋介さんは奥様に是非とも食べさせてあげたいと、少しばかりお持ち帰りになりましたが、事務所の住所をお聞きするのを忘れてしまいました。よって、食べるにはまた蔵王へ来てね、奥様と。ということに・・・。

で・も・、とっちおどんっぁんのお勧めは、ミズコブのヌカ漬けのほうです。ミズトロをあったか御飯にぶっ掛ける手もありますが、おどんっぁんは、ヌ・カ・ヅ・ケ!
芸能人の間では“マイ菌床(きんどこ)”を交換するのが密かに流行しているとか。ミックス・ブレンドすると良い味になるそうですね。是非、ミズコブのヌカヅケに挑戦していただきたいところです。

生姜は甘くて辛い

これからの季節、秋の山はこれまた美味いもの尽くしです。この生姜も生のまま甘味噌を付けてガリガリと、ウマーぃ!

あ、里芋をスライスしてヌカヅケにすると美味いって知ってました?

日本に生まれて、良かったぁ〜!
posted by とっち at 19:38| Comment(0) | 蔵王の9月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月29日

芋煮会の主役の里芋は蔵王町の特産

秋の行楽味覚の定番里芋は蔵王町の特産品

 めっきりと朝晩は冷え込むようになりましたが、振り返ると今年の夏は暑かったですね。農作物の作付けは早生種や促成栽培のできるもの以外は年に一度、収穫も一度きりです。蔵王町特産のサトイモも雪解け間もない4月の後半に種芋を畑へ植え付け、約5ヶ月経って肌寒くなるこの時期に収穫が始まります。

家庭菜園でも土が肥やしを食べて土壌が肥沃になるのに数年を要します。その後は毎年、年に一度の“成績表”を手に取り“来年はああしよう、こうしよう”と考えるわけですが、自然の営みというのは電照菊のようには行きませんから“退職後の楽しみに家庭菜園を”と夢見ても、出来不出来を語って笑える回数も限られてくるんですね。364日がたった1日の行いで変わってくるんです。

2007年の夏は日照り続きでサトイモの葉が水不足で萎れるときもありました。出来栄えはというと小粒ながらも小芋の数が例年よりも多く、“倍”という感じです。いつもの新モノは水っぽさを感じることもありますが、今年は味が“詰まった”感じがします。

今年は柄物のTシャツを着る機会が特に多くなり、そのぶん洗濯の回数も多かったのですが、そこであらためて思ったのが“日焼け”です。塚原さんから頂いたお気に入りの“侍Tシャツ”を衣文掛けで吊るして車の中に暫く置いておいたら、焼けてしまったんですね。燃えたわけじゃないんですけど、高温のアイロンをあてがったように日のあたる部分の紺色が抜けて茶色く焦げたようになってしまったんです。そうえいば自分の首筋襟足はビターチョコレートのようになっています。

思い返せば春にあった寒河江のデモの翌日は、日焼けが酷くてエライ目にあいました。そう考えると、草花という生き物は凄い能力を持ってますね。“葉脈などを伝って水が循環しているからだ”と仰るかもしれませんが、人間だって毛細血管が走っているわけですしね。人間でいうところのメラニンは植物でいえば葉緑素なのでしょうか。もう少し後でできる大根を見てそう思いました。え?“大根は白だろ?”って?確かに地中に埋もれている部分は白いけど、地上で太陽に当たる部分は青く(緑)なるんですよ。青首大根ってあるじゃないですか。あんな感じに、太陽光線を全身(?)に浴びせると、大根は全体が青くなるんです。

あぁ、話しがとんでもなく脱線していきました。
イベントの告知です。

明日9月30日(日)は“とっておきの音楽祭in東まつしま2007”があります。会場は三陸自動車道の矢本IC近くにあるロックタウン矢本で、もしかしたら宮城県内では初めての大人数カーバー(笑)によるデモンストレーションになるハズです。午後3時からのメインチャリティーカービングは、会場を東松島市コミュニティセンターへ移しての1時間です。こりゃすげぇぞぉ〜。

それと仙台市青葉区の西公園で
杜の都づくり 第59回植木市”が本日より行われています。

その植木市ポスターで御案内されている通り“みちのくYOSAKIまつり”会場から歩いて10分ほどの植木市会場で、10月8日(月:体育の日)の午前11時から“チェンソーアートカービングショー”に山林おんちゃんと共に出演します。今回のデモンストレーションは未経験の時間尺でのクイックカービングとなるため今からドキドキしています。

いつも通り、丸太の成りに任せて木が彫らせてくれるように彫るつもりです。
posted by とっち at 17:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 蔵王の9月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月24日

フォレストマインドカップ2007チェンソーアート祭り in 蔵王プレ

タイムトライアル:山ブドウ部門
優勝 とっち 20.8kg

タイムトライアル:サルナシ部門
優勝 とっち 16.1kg

フクロウのつもりらしい系部門
優勝 とっち ペアフクロウのちょっと傾げててカワユイ系
チェンソーアート


クマっぽいの彫った系部門
優勝 とっち 洞穴から顔を覗かせてる系 + 丸田先生の視線系
チェンソーアート

チェンソーアート


トランスフォーマー機動部門
優勝 とっち 真っ赤に燃えるシバウラ系
チェンソーアート


チェンソーアートチャリティカービング部門
優勝 とっち 遠刈田温泉神の湯展示系
チェンソーアート

チェンソーアート


今年も美味しい里芋が出来たよぉ〜
posted by とっち at 20:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 蔵王の9月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月19日

Husqvarnaを買うぞ!

 先日のチェンソーカービングデモンストレーションの最終日,敬老の日にちなんで自分では鶴,観客の第一声は“わーい凄い!フラミンゴ”の上半身白鳥・下半身ダチョウみたいな系のラフカットをしていたとき,異常にレスポンスの悪いホムセン仕様の38ccチェンソーに見かねた佐藤会長が,氏愛用のハスクバーナコンペティションオンリーモデルを貸してくださいました。

アクセルレバーに掛けた中指をピクッっと動かすと,熱くなったピストンがビクッと瞬時に反応しシリンダーヘッドへ向かって1万数千回転のピストン運動を繰り返し,一気にマックスまで到達します。豊かに膨らんだマフラーはハスクバーナ特有の甲高い歓喜の声を上げ,俗に“うなるエンジン”という表現は力強さを表すものですが,バーを一気に深く突っ込んでも微塵にもうなるそぶりを見せずに,やはり豆腐を切っているようにスムーズでストレスを感じない素晴らしい切れ味のソーチェンとマシンのパワーを堪能しました。

一言で言い表すと“楽しい”のです。楽しい。そう,楽しいの。
作品の完成イメージを描き,そのイメージが頭から消える前にラフカットを終えられるんです。

それと中日に須齋FC会長との談笑で肉体的な諸問題についてアドバイスを頂く機会がありました。やはり振動周波数が高ければ皮膚表面を伝わるため疲労も無いが,低周波となるにつれその振動は肉を緊張させ軟骨を溶かし骨を砕いてゆくものかもしれません。最終日はまさにそのことがこの身を以って実感できたと思います。また,林業関係の方が良く言われるのは“振動障害?感じないなあ,聞いたことも無いよ”という所以ですが,ほぼフルアクセルでの伐倒作業のため,手指に伝わる振動も高周波だからなのかも知れないと思いました。

秋保のきかん坊

秋保のきかん坊の宿主や

栗原のきかん坊

栗原の暴れん坊の宿主のように,バッサバッサとダイナミックなラフカットをしたくなりました。

Yahooオークションで見てみると,ラフカット用に良さげな346xpや357xpが目に留まりました。357xpは10万円を切るようだし346xpなら6万円台のようです。

ん〜並行輸入モノも高いのかなぁ。

9月22日(土)・23日(日)の“森の楽園フォレストマインドカップ2007チェンソーアート祭り in 蔵王”に間に合うか・・・。

誰か売ってください。
おねーちゃんにモテモテのテディ
posted by とっち at 09:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 蔵王の9月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月17日

シンフォニータウン上桜木チェンソーデモ結果報告

 彫りに彫ったり3日間,都合6メートル半のスギ丸太に向かって楽しくじっくりデモンストレーションを行うことができました。

秋保のチェンソーカーバーのヘルパーさん

初日の9月15日(土)は“みちのくチェンソーアートクラブ”の音やんの応援を受け,

シンフォニータウン上桜木☆秋のワンダフル住まいフェスタ

16日(日)は“みちのくチェンソーアートクラブ”津山のFC会長とMCオークサンの声援を受け,

栗原のチェンソーカーバーのヘルパーさん

そして17日(月)は“みちのくチェンソーアートクラブ”の佐藤会長のバックアップを受けて彫り抜くことができました。

これもイベントの企画運営の皆さんや御近所の皆さん,またお仕事をご紹介していただいたベアマスターのお陰でございます。ありがとうございました。町内の防災を祈念して釜神様も彫りました。森を愛する皆さんへトロットロも彫りました。

チェンソーカービングで敬老の日

最終日は敬老の日でもありましたので,メタボリックな鶴も彫りました。

チェンソーカービングのログハウス

ラスト90分ではログハウスを彫りました。

チェンソーアートを囲んだ談笑

気持ち良いデモンストレーションが行えたうえにチェンソーアートを囲んで談笑する皆さんの笑顔が見れて僕は幸せです。

みなさん,有難うございました。そしてまたお会いできる日を楽しみにしています。
posted by とっち at 21:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 蔵王の9月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月16日

シンフォニータウン上桜木チェンソーデモ経過報告

シンフォニータウン上桜木☆秋のワンダフル住まいフェスタ

 秋は来るのか・・・と思わせる連日の猛暑,やっぱりとっちおんちゃんは晴れ男のなのか?!ん?!どーなんだそこんとこ?!

というわけで,裏家業を御存知でない御知り合いからは“焼けたねぇ,恰幅良くなったねぇ”と,先週から連続してあるイベント参加で体重&体脂肪がビリーのそれ以上に落ちているにも関わらずデーブと言われたことを気にしているわけもなく,連日8リットル以上の水分補給しています。

昨日は“音やん”にノルマの鷲をお願いして気が楽になったので,今日は↑のソアリングイーグルを彫りました。そんな昼下がり,みちのくチェンソーアートクラブで且つチェンソーカーバーAYAちゃんファンクラブ会長が差し入れを持ってきてくれました。

イベントを構成する全体の中では分野が中々相容れないなかで,“チェンソーアート”を知っている方に居て頂くだけで随分と気持ちが楽になるもんです。有難うございます,有難うございます。それはまるでボディビルダーのコンテストで“大胸筋キレてるぅ〜!”とか“上腕二頭筋シャブらせてぇ〜ん(ハート)”と,ポーズを決めるたびに合いの手を入れてもらえるように燃えてきます。

チェンソーカーバーAYAちゃんファンクラブ会長にお越しいただきましたが,AYAちゃんは小学校からずっと続けてきた合唱部最後のコンサートで名取市におりました。結果は“全国大会へは行けなかったけど悔いのないように全てを出し切ってきたよ。(^^)v”と満足できたようです。学校の学園祭である大樹祭ではチェンソーアート体験レポートで上中賞を貰えたと大変喜んでいました。

受賞トロフィー

会長からいただいた“津山町もくもくランド”のフクロウのペン立ては,彼女にとって抜群のタイミングで記憶に残るトロフィーとなったようです。

正しい意味で,親以外の大人との接点がある我が子は幸せですね。有難うございます。

 
posted by とっち at 19:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 蔵王の9月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月11日

シンフォニータウン上桜木☆秋のワンダフル住まいフェスタ

イベントの告知です。

シンフォニータウン上桜木☆秋のワンダフル住まいフェスタ☆にて9月15日(土)・16日(日)・17(月)の3日間,チェンソーアートデモンストレーションを午前と午後の計6ステージ行います。

フェスタの告知ホームページ
http://www.kamisakuragi.com/wonderful/

ふれあいミニ動物園でロバやポニーに乗ったり犬やウサギなどと触れ合ったりもできます。東北自動車道の泉ICから車で北へ3分,イオン富谷ショッピングセンター(ジャスコ)さんやカインズホームさんのある場所です。

例によって合言葉は“インダーネッドで見だよ。うふふぅっ”です。
posted by とっち at 13:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 蔵王の9月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月09日

蔵王町ございん市☆第4回梨まつり

 台風一過の大晴天でカーバー殺しの炎天下34℃・・・。9月8日(土)・9日(土)の両日は蔵王町役場前にある“ございんホール”前で,“ございん市☆第4回梨まつり”で4ステージをパンチョスMASA氏と共に,そして最終日はDJ.TAKEのバックアップも相まって大盛況の2日間となりました。“スーパーでチェンソー買ったんだけど放っぽってだらエンジン,春かがったっきり動がねんだけど見で治せるがぁ?んぁ?”ってじんちゃんも寄って来てたよ。僕は“トランスフォーマー”じゃないので治せませんからぁ残念!

さて,初日第1ステージでは目を入れた時点で予約が入ったフクロウちゃんが売れて,浮き文字ネーム入りのセミオーダーとなってバタバタとお渡ししてしまったため写真が・・・ない。暑"ぃーがったのよ。ナビ席まで倒してフラットにしたシートへ3人掛りでよっこらショットと乗せてゲートまでお見送りしてたら写真をショットするのを忘れてたのよ。

続く第2ステージはWELCOMEわんこ。売れません。ショボーン。午後2時過ぎのちょこっと涼しい風に乗って“ローズ”の香りが漂ったから意気巻いて突っ込んでから振り返えったらブギウギわくわく世代のギャルだったので手元が狂ってしまったのよ。

はぁ〜っと寝起きの乳酸溜まりまくったタメ息から始まった2日目は,持ち込んだイーグル&ホーク&オウルが次々と飛んで行きニンマリ。パンチョスMASAとのコンビネーションプレイも成功し,パンチョスMASAのフクロウとベンチを支えるとっちクマを作った。


酷暑続きのときは年齢とも相談して交代〃でやるのがいいね。2人で汗ダグダグのところにお客さんも声は掛けづらいしね。パンショスMASAのお陰でイッパイ売れたのでヨカッタ、ありがとう!

こどもの味方,ゲゲゲの・・・収穫太郎

そして午後の90分カービングでは,新しくデキた友だちが“ゲゲゲ”が好きだというのでソレ。子供たちの抱える困りごとを解決してくれる妖怪ポストをと思ったのだけれど,会場は“梨まつり”会場。今年の梨剥き競技大会では2mの長さを超えるという大記録が出たし,周りは結構果樹農家の出店もお客さんも多いので,収穫カゴ目一杯に野菜や梨,大根に至ってはカゴの底を突き抜けるほどの大収穫にニッコリ笑う収穫太郎を彫った。

まだまだ“ランドセルが子どもを背負ってる”歳だけど,キミに贈ったこの子のように,カゴ一杯の恵みを背負ってしっかりとお父さんのお手伝いをできる歳まで,とっちおんちゃんのことを忘れないでいてくれな。ちびとっちもとっちおんちゃんも,キミの友だちだ。

蔵王町ございん市☆第4回梨まつり☆を訪れたお客様,ございん会長をはじめ出店された皆様,ありがとうございました。

大根や梨などたくさんの恵みを背負ってニッコリ
右中央のつま先がDJ.TAKE


とっちおんちゃんは妖怪ポストみたいにはできないかもしれないけど,今回出会った新しい友だちのような,たくさんの笑顔にあいたいと思ってます。釜石にもいかなくちゃね。


〒980-0014
宮城県仙台市青葉区本町1丁目12番1
(有)サンライズエージェンシー内
“みちのくチェンソーアートクラブ”事務局
とっちおんちゃん

追伸:
“みちのくチェンソーアートクラブ”会員でマスコットガールのチェンソーカーバーAYAちゃんの“チェンソーカービング体験レポート”発表と作品展示は9月15日(土)です。そして翌16日(日)は合唱部部長として最後のTBCこども音楽コンクールへ出場(名取市文化会館)します。両方とも一般者鑑賞が可能ですので是非AYAちゃんを応援してくださいね。
posted by とっち at 22:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 蔵王の9月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月29日

山小屋で寝泊り

山小屋で寝泊り 沢の音を聞きながら、ハンモックで揺ら揺ら。
木立の中を風が吹き抜けるたびに“カツン、コロコロッ”っと、屋根にドングリが落ちてきます。
時折吹く強い風は、“バラバラバラッ”っと、一度に沢山のドングリを落とし、大きな音をたてます。

一昨年に種が芽を出し、日なたに移植したコナラや山栗の苗木は、2年の間に半分が枯れてしまいましたが、残った苗木は逞しく育っています。地上部の幹の太さは爪楊枝程度でも、目に見えない地下の根は、ゴボウのように太く長く伸びています。

森の楽園には、先日撮影したニホンカモシカ以外にも、熊や狸、イタチやハクビシンもやってきます。夜中に小枝を踏み折る音が聞こえてきたりすると、どきどきします。


渓谷伝いに降りてくる風も、めっきりと秋らしくなってきましたね。
posted by とっち at 11:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 蔵王の9月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月26日

オリミキ

キノコ狩りの定番オリミキ(ヨシタケ) 秋のキノコ狩りの定番は、多分このオリミキでしょう。椎茸やナメコ、エノキや本シメ○(名ばかりで本当はヒラタケ)は、年中無休のオガクズ栽培ですし、松茸や舞茸は一般向きではありませんね。

オリミキは、時期さえ間違わなければ天然モノが大量に採れて、しかも美味しいキノコです。塩漬けにして長期の保存もできます。味わいはナメコを歯ごたえよくした感じです。実にシャキシャキとして旨い!湯がいておろし醤油、よく出汁のでた味噌汁、油炒めにもなります。

昔からキノコの出る場所と季節は教えないものですが、今が出始めです。先日、天然舞茸を持ってきてくれたTおんちゃん、味も歯ごたえも蒸アワビを食べているようで最高でした!
posted by とっち at 09:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 蔵王の9月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月23日

蕎麦のつなぎオヤマボクチ

蕎麦のつなぎオヤマボクチ 蕎麦の味を落とさないツナギとして使われるオヤマボクチは、その葉の繊維を精製して作るそうです。

“オヤマボクチ蕎麦ですよ”として食べたことがないので、その味には興味深々。山形生まれで山形育ちのとっちおんちゃんは、蕎麦に目がありません。

オヤマボクチをツナギにして打った蕎麦、どこか近くで食べられないかな。遠刈田温泉にある鴨ソバで有名な新楽のN姐さんに聞いてみようかな。
posted by とっち at 16:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 蔵王の9月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スギカノカ

スギヒラタケ(スギカノカ) どうもスギヒラタケは、毒キノコに分類されたような扱いです。秋の楽しみだったスギヒラタケの収穫ですが、長年続けてきただけあって、今更やめられません。

急性脳症で死亡する事故が頻発し、先日は筋細胞を破壊してしまう成分までも見つかりました。食べ過ぎなければ平気なのでしょうか。

今シーズンは3回ほど食べていますが、僕はまだ平気です・・・。
posted by とっち at 14:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 蔵王の9月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月22日

行者にんにく契約栽培

 行者にんにくは、春の芽出しから約5ヶ月、葉を残した数株も、この際まとめて冬篭りの準備です。火山灰土壌にとって遠刈田の雨は、行者にんにくの球根を露にしてしまいます。たくさんの花と種を付けてくれて有難うと、堆肥を被せ肥料を与えて来年に備えます。分球も上手く進んだようで、今後の株分けが楽しみです。


昨年の秋に種を播き、無事に芽を出し来年へのスタートを切った2006年度株は、ただいま契約栽培の“行者会員”150名様を求めています!

2006年度株300株を3万円で販売し、3年後の2008年秋に地堀りしてお渡しします。引渡しをせずに4年目以降も継続して栽培するには、管理料年10,000円(肥料代含)が必要で、堀り上げ時期は当方一任になります。

ちなみに2006年度の1年株の販売価格は1株100円ですが、来年度になれば2年株となり1株200円、再来年は3年株になり300円と、1年加わるごとに1株あたり100円高くなっていきます。ポリポットに上げたものは更に100円プラスになります。

今回は、2006年度に発芽したうちの一部を一般の方々へ向けて、期間を定めた契約栽培として販売します。

2006年株の応募期間は平成18年10月31日までとし、先着順で申込み用紙を郵送いたします。会費のお支払いをもって入会とし、会員証を発行します。
万一に行者にんにくのお引渡しが出来なかった場合、弁償弁済は受領済み金員の範囲内とさせていただきます。

これまでの行者にんにくの記事



※文中の金額は、消費税が別途加わります。
posted by とっち at 22:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 蔵王の9月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

紫蘇と大葉の実

 以前、花粉症対策にシソの花芽を取り上げましたが、今日はプチプチの食感と香りがたまらない、赤のシソと白の大葉の実をご紹介します。

赤紫蘇と大葉の実 流水で丁寧に汚れを洗い流し、実をこそぎとって塩漬けや醤油漬けにして頂きます。さっぱりとした味と香りで、刺身のツマや、ワサビと醤油漬けでお茶漬けに・・・。夜食に食べたくなっちゃいました。

実が、全くの種になってしまうと、砂をかんでいるようなジャリジャリした嫌な感じになります。この写真のように、花弁が落ちて房がまだ青々としているくらいが食べごろです。
posted by とっち at 20:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 蔵王の9月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

露地の舞茸


 秋のキノコで、見つけたときに舞い上がるほど嬉しいという舞茸。まだまだ成長過程で、チョットキモチワルイかも知れません。

成長すると1株で2kg近くになることもあります。さて、この株はどこまで大きくなるのでしょうね。
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2006年09月18日

枝豆だだちゃ豆

枝豆と根のコブ お配りした皆さんに好評を博した枝豆、だだちゃ豆は今年はこれが最後の収穫です。ビールに“枝豆”は定番メニュー。子供やお酒を召されない方へも喜ばれます。

さて、駄々茶豆の産地山形では、ブランド品質を維持するために厳しい栽培方法が定められているそうです。枝豆だだちゃ豆栽培に欠かせないのが“土寄せ作業”。空気中の窒素を取り込むのが、根にある粒粒のコブの役割で、このコブが、豆を大きくしてくれます。病気ではありません。愛情と手間をかければ、野菜は応えてくれます。

土寄せをするときに、窒素を土に取り込ませるように、よくよく細かく耕します。1粒の種からザル一杯の枝豆が採れます。枝付きの枝豆は、茹で上がりの風味から違いますよ。
posted by とっち at 14:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 蔵王の9月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月17日

Tおんちゃんのミョウガ


 Tおんちゃんに頂いた、てっかてかで艶やかなミョウガは、今までに見たこともない大きさです。

ミョウガは、その実や味を知っていても、成り方を知らない方が意外に多い薬味野菜ですね。農家の家の周りに、葉が笹の葉に似た形で、胸の高さまでワシャワシャに茂っている群生があれば、ミョウガかもしれません。今年は、「沖縄の月桃」として園芸店で売られていた植物と同じ?です。

冷麦素麺、刺身などの薬味に使われるミョウガですが、Tおんちゃんに頂いたこの大きなミョウガは、甘酢漬けにして見た目も美味しくいただきましょう。
posted by とっち at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 蔵王の9月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月10日

里芋掘り&芋煮会

味覚の秋 遠刈田名物のひとつ、里芋は、これからのレジャー行楽シーズンの楽しみ“芋煮会”に欠かせない材料です。

ところで、この里芋。種芋を植えつけると、その上にその年の親株、親株の周りに小芋を付けますが、市場に出るのは“小芋”ばかり。

親芋を食べたことがある人は、いらっしゃいますかね。一般に食べられている里芋(小芋)よりもヌメリが少なく、煮込んでも型が崩れにくい(硬め)です。個人的には、仄かに甘みもあり、美味しいと思うのですが。何故に市場で売られないのか不思議です。

里芋の“芋掘り体験”って、あまり聞きませんが、ボリュームも相まって好評です。一度体験してみてはいかが?
posted by とっち at 15:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 蔵王の9月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月08日

トンボのメガネは・・・

オニヤンマの目 トンボのメガネは水色メガネ〜♪と歌われますが、果たして水色の目を持つトンボはいるのでしょうか。ちなみにこの写真のトンボはオニヤンマ。体長は10cmを超えています。


オニヤンマは黒地に黄色のストライプの虎模様。その大きさもあいまって迫力がありますね。
posted by とっち at 10:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 蔵王の9月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月28日

ヤクシソウ

 風が肌寒く感じられる頃、周りではほとんどの花が実となっているのに、ひときわ黄色で目立つ花を付けるのがヤクシソウです。

花が終わると、花弁が順に垂れ下がっていきます。もう少しシャキッとしてくれると、良い感じなのですが。


ヤクシソウ
posted by とっち at 16:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 蔵王の9月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ウドの花

 ハナウドやシシウドを「ウド」と思われていることがありますが、食用にして美味いのは、花の形が他の種と異なります。

ハナウドやシシウドを花火のスターマインだとすると、食べられるウドは、さしずめ豪華な線香花火でしょう。

ウドの花
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アカマンマ(イヌタデ)

 子供のおままごとにもってこいのアカマンマです。

山菜ものに似ていて、食べられないものに「イヌ」という名が付けられることが多いですね。

アカマンマ(イヌタデ)
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ヤナギタデ(紅タデ)

 焼き岩魚などの薬味として、高級な料亭などでも重宝されるヤナギタデです。

この辛さは独特の辛さで、鼻や目にくる辛さでは無く、舌にきます。

ヤナギタデ(紅タデ)
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オリミキ

 ナメコよりも柔らかくツルッとした食感が美味しいオリミキは、山菜キノコの詰め合わせとしてパック販売され、気付かないうちに皆さんが食べているキノコです。

オガクズなどをばら撒いて置くと、比較的容易に採取できるキノコで、塩もみして保存食になります。

オリミキ
posted by とっち at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 蔵王の9月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ハタケシメジ

 CAT-Vのショッピングチャンネルでお馴染みの健康食品、ハタケシメジです。

アガリクスよりも凄いのだとか。皮膚病のため体毛が抜け、肌がズルムケになったミニチュアシュナウザーが完治したアレです。

ハタケシメジ
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2005年09月19日

ツチアケビ

 木の枝が覆い茂った藪の中で、真っ赤なソーセージを思わせるのはツチアケビです。

ツチアケビ
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飛行中のオニヤンマ

 オニヤンマは、一定の飛行ルートを巡回して回ります。同じ場所を何度も通るので、写真に収めやすいのです。

カブトムシやクワガタなどであれば養殖されていますが、オニヤンマは街ではめったに見られないことでしょう。このせせらぎには、トウホクサンショウウオも卵を産み付けます。

飛行中のオニヤンマ
posted by とっち at 07:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 蔵王の9月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月18日

フユノハナワラビ

 粒粒の胞子が黄金色に輝いて見えるフユノハナワラビ。いつの間にか庭で増えていました。

名前にワラビと付きますが、食べられません。

フユノハナワラビ
posted by とっち at 13:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 蔵王の9月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

キキョウ

 肌寒く、少し元気の無いキキョウです。

「お前も悪党よのぅ」という時代劇定番の越後屋さんと桔梗屋さん。この花のキキョウとは関係あるのでしょうか。

キキョウ
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スギヒラタケ

 2004年に大騒動を巻き起こしたスギヒラタケ。沢山の方が亡くなりました。

マイタケ(舞茸)同様に青酸が含まれていることが、あらためて判明しました。

スギヒラタケ
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2005年09月11日

ヒメクグ

 1本の茎の先っちょに、放射状に広がる3本の葉と花のヒメクグです。

農家には嫌われる雑草なのですが、先日、街の花屋さんで1鉢に30本位生えていて、1,500円で売られていました。ん〜、カヤツリグサはブームなのかな。

ヒメクグ
posted by とっち at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 蔵王の9月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月10日

オヤマボクチ

 藪の中から、ひときわ大きくて丸い頭を覗かせるのはオヤマボクチです。

この写真はまだ蕾の状態で、ちょっとはかわいらしさがありますが、もうすぐグロテスクな風貌に変わります。

オヤマボクチ
posted by とっち at 14:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 蔵王の9月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

サルナシ

 キウイフルーツと同じマタタビ科の仲間で、9月の中旬がサルナシの収穫適期です。

この実もそのままで食べれますし、ホワイトリーカーに漬け込んで、専用の果実酒用の瓶で半年寝かせ、飴色になったら良い頃具合です。肌がつるつるになるとか。

サルナシ
posted by とっち at 14:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 蔵王の9月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年09月12日

ヤマグリ

 スーパーでネット売りされている栗には大きさでは敵いません。

花の時期に剪定すれば、少しは一個一個が大きくなるのでしょうかね。

ヤマグリ
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2004年09月11日

サトイモ掘り

 それなりの農機具がないと苦労するのは土の中の作物で、ジャガイモやサトイモを掘り起こすのにスコップでは大変です。

昔からある道具は、歴史の中で改良を重ねてきただけあって、無駄のないものが多いですね。大正生まれの我妻ばんつぁ(おばあちゃん)が汗一筋も流さないで掘っていられるのは、備中鍬のおかげです。

サトイモの手掘り
posted by とっち at 10:00| Comment(0) | 蔵王の9月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2003年09月23日

スギヒラタケ(スギカノカ)

 英名でエンジェルウイングと呼ばれるスギヒラタケです。

よく水洗いして塩付けにし、保存食とします。食感が良く、油炒めで美味しくいただけます。

スギヒラタケ
posted by とっち at 13:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 蔵王の9月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする



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