震度6弱との報道と全壊家屋の映像に差があると思いながらの現地入りでした。
白馬村は糸魚川静岡構造線が通り、西側の長野オリンピック会場となったスキー場やペンション・ロッジ、ホテルの立ち並ぶ観光エリアと、東側の農村部では地盤の質が全く異なるそうで、西側の観光施設にはほとんど被害が無く、農家さんの多い東側では、全壊家屋が局所的に多いように見受けられました。
月曜の朝からテクニカルチームに合流し、非常線内のエリアでの活動を行いました。
作業は
1.重機オペレータ
全開して1階部分が潰れてしまった家屋で、屋根材をめくりながら屋内に進入し、貴重品などを取り出す。
事前にボランティアコーディネーターが家主・行政・業者と打ち合わせを行い、家屋の見取り図と貴重品の場所を図面に起こしておいた。
2.黄赤判定となった倒壊家屋内からの家財の運び出し
3.応急補強対策
圧壊やへし折れた柱や梁に補強、または入れ替え作業
ある程度はFacebookにアップしています。
尚、スキー場周辺などほとんどの観光施設は、地震の影響を受けることが無く通常の営業をされています。
本当に災害というものは、被害に遭われた方々と、そうでない方々は、紙一重であると感じます。