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近代の戦時中や戦国時代など、戦いによって自らの命が奪われんとする世で、
自殺した人は殆ど居ないと言われる。
戦時中の捕虜、屈辱を避けるために痛ましくも命を絶った方々はいらしたが、
現代のように、死にたくて死ぬ人は居なかった、と言われる。
生物としての仕組みなのか、と、思うよ。
生きるためには、とってもエネルギーを使う。
受け売り(引用:内田樹氏)でもよく思うのは、
自らの命を絶つ人は、死んだ後のことが想像できない人です。
自殺は美化できるものでは無いよ。
小説や文庫本を読むとき、
私たちがその本を手に取る動機は、
読み終わった時の、「自分の姿を思い浮かべられるから」、です。
その、現世での終焉を想像できる人は、
自らの命を積極的に絶とうとはしません。
当然、他人の命を奪おうともしない。
死にたくなるくらい苦しいなら、
そんなに早く死んじまいたいなら、
僕に下さい、その時間。
蔵王のね、雪原、ってほどの広がりはないけど、
夜更けに降った真っ白な雪で覆われた地面に、朝方から寝っころぶんです。
だんだんと寒くなってきて、カラスがたまに頭の上を飛んで。。。
昼になってもそのまま動かず。。。
腹が減ったな、なんて考えながら。。。
途中、雪が降ったりして、
「あ、今日は一日晴れ続きのはずなのに」なんて、
ちょっと気持ちが揺らいだりして。。。
午後の4時も過ぎるとね、風も強くなったりするし、
日も暮れるんです。
そうするとな、
「生きて帰ろう」
そう思うんだよ。
簡単だろ。
死ぬより簡単だ。
やってみろ。