2007年11月25日

仙台100年のケヤキ

 半世紀ほど前、戦後焼け野原となった仙台では人心に希望を街並みに緑をとケヤキが植えられました。その青葉通りのケヤキが今、地下鉄東西線の工事に伴い37本が伐採されようとしてます。移植には1本あたり公称で約300万円の費用が必要で、移植先も公共に供されなければならない取り決めがあります。現在の募金状況からは、数本が新しい大地に移植されるものの、他の殆どは伐倒されることでしょう。

戦前戦後と仙台の町と共に生きてきた方々は、口々に“仙台の復興と共にあったケヤキが、戦争の悲しくも消すべきでない記憶と共に失われてしまう”と言います。

スギの間伐材に向き合って、この一年ひたすら心を篭めることを心がけてきた自分に問いかけてみました。このまま座して語り、何もしないでいて後悔はしないのか。

チェンソーアートギャラリー

さて、JR仙台駅前を見通せるこの場所をわたしたちチェンソーカーバーの活動を知っていただく場所として開放し、作品の展示販売を行います。わたしはこの一年、駆け出しではありますが、その時々で精一杯の作品を作ってきました。その責任において未熟ではありますがチェンソーカーバーが故、“わたしたち”です。

折りしも仙台市では花粉症対策として、これからの5年間でスギの国有林790ヘクタール中1/3である140ヘクタールの伐採にとりかかっています。

チェンソーアーティスト・チェンソーカーバーの皆さんなら、不要とされ“木材”として活きることの叶わなかった間伐材に自らの手で新しい命を吹き込み、人の傍らで大切に生きながらえることを知っているはずです。

“不良”として処分され活きる道が絶たれた間伐材に新しい命を吹き込み、人の傍らにあって永らえる命を得るスギ。そして1本でも多くのケヤキが移植の道を得て新しい大地に根を張り永らえるようにする活動です。

更には、伐採されるケヤキが1片でも多く新しい命を宿した作品として、これからの半世紀、ケヤキが大地に根ざしてから100年後、仙台市民の手元で愛され続け、実体として残るよう願います。チップになりボイラー燃料やトイレットペーパーになって消えてしまうのは余りにも無念です。

作品の販売代金はアーティストへの報酬と販売手数料を除き公正の保てる機関を経由して移植を推進する団体へ寄付します。

チェンソーアートのフクロウ三昧
ボクたちが青葉通りのケヤキを救うよ!

作品の搬入は早朝のみで接ぎのある作品はバラしておいてください。またキクイムシ・シンクイ虫の防除に努めるとともに、塗装作品の場合はVOC対策の施された塗料をお願いします。作品には販売価格を明示し、各人のベストショットと紹介文を添えてください。


posted by とっち at 22:50| Comment(0) | チェンソーカービング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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