2009年06月14日

Go!Go!楽天イーグルス!

チェンソーカービング2m超イーグル

 セ・パ交流戦で勝率アップを狙いたいところで連敗続きの東北楽天ゴールデンイーグルス、略して楽天イーグルス。週末に向け、観客席の温度も上げていきたい所で連敗脱出にホッ。

この調子で勝ち続けて欲しいと一刻!山崎武司選手は5回ソロ、7回ソロと2本のホームランで9-0と対横浜戦ニ連勝!愛知県出身のおっちゃんは仙台で頑張っておられます。熱戦が繰り広げられるクリネックススタジアム宮城、略してKスタ。僕はいまだにスタジアムで試合を観た事がありません!わははっはっ!

さてさて。

“雨乞いすると100%雨が降る”

そう、雨乞いをすると必ず雨が降る。誰でも。

何でか。

答え:雨が降るまで雨乞いをするから。

野球の連敗も、いつかは勝てるときが来る・・・実力が伴なわなければ来ないか(汗)

ラジオから流れ出るKスタの試合を聞きながら、鷲、イーグルのつもりで彫った。ぽいの。みたいな。

先週の大道芸でオガ粉の片付けを手伝ってくれた小学生たち。仙台市から見に来てくれた男の子へ、鱒と一緒に彫ったピカピカのイーグルをプレゼントしたので補充。なんでもお父さんがずっと続けてきたカブトムシ飼育を今年はやめてしまうそうで、とても寂しそうだった。ブルーシートやオガ粉の扱いに手慣れいて、たぶん、家ではお父さんの手伝いを楽しんでやっていたのだろう。また来年、必ず来ます!とデッカイ声で笑顔で手を振ってくれた。日頃チェンソーカービングをしている僕にとって、唯一チェンソーアートの瞬間。

先月末、東栄で観させていただいた宇津さんの背面キャリアに舞い降りたイーグル、ド迫力で格好良かった。僕はまだ羽根の彫り方が分からないので一度はちゃんと習いたい。

今回、イーグルを彫りながら思った。日本の鷲・鷹は、片翼は翼の内側を向けてもう片方は外側を向けている意匠が多いかな。欧米だと、ハーレーダビッドソンのマークや米政府関係のマークのように両翼の内側を正面に向けているのが多いように思う。そうは思いつつも丸太を平面に使えばということで、3D立体でグリグリと全方向からも絵になるデザインで彫れるようになりたい。

マインドフォレスト、ログ組みしたメインゲートのモニュメントにこのイーグル・・・却下ですな。安らぎの森の中の佇まいのイメージとは違うし。あ、いや、団地の全体像として。

Yahooオークションで作品を売り出そうかな。チェンソーアートとかチェンソーカービングとか・・・?あ、スカルプチャー作品で。

手工芸カテで結構自作品はあるのに殆ど出てないのは何でまた。オープンな場所で新たな出会いが見つかるかも。何で?また振ってみるか。
 
posted by とっち at 21:27| Comment(0) | チェンソーカービング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月12日

行者さまとホヤ

 修験行者さまがたの一つの社会的役割として“毒見”というものもあったそうな。食べてもお腹をこわさないとか、ワライタケを食べてもニヤリともせずに居られるとかかな。(んなわけない)

今の世でこそ“あのキノコは毒”だとか“アクの強烈なトチの実も下拵え(下処理)をすると食べられるようになる”工夫は、誰かが毒見をしたからわかることで・・・。昔は罪人がその役をさせられたとも聞きますが。

海のパイナップル“ホヤ”を捌きおろす

さて、海のパイナップル“ホヤ”。美味い。ブリッとしたのが1個100円位で位で売られていると堪らず買ってしまう。見た目、ちょっと仮面ライダー電王のモモタロスみたいな感じもする。

ホヤが多量に含んでいるプラズマローゲンは、アルツハイマー病の患者の脳に著しくその減少が見られる物質だそうで、新薬開発の注目株。だからといって多量に食せば日頃の天然さが薄らぐか、とかいうこともないだろうけど。

見聞きした捌き方ではないので良否も分からないけど、いつものやりかたをちょこっと。細かく見せると食欲が失せるだろうし・・・。外観から植物っぽい感じと思ったら大間違いの解体シーンになるかも。

海のパイナップル“ホヤ”を捌きおろす

吸水口と排水口をぶっつりと包丁で落とし、石づき側から触ってみて包丁の入る軟らかさのところで石づきを落とし、指を突っ込んでベロリィ〜ンと中身を引っ張り出します。吸水口、排水口をチャンと落としていないと剥けません。

ワタを手早くある程度取り除いたら、食べやすい大きさに切って盛り付け。ぐずぐずしていると旨味のたっぷり詰まったエキスが流れ出てしまいます。

海のパイナップル“ホヤ”を捌きおろす

三杯酢や甘酢、タバスコをかけて食べるのも美味いです。

ホヤは食べはじめの頃に苦味を感じやすいのですが、新鮮なものを食べ慣れると季節の食卓には是非欲しい一品になります。
 
posted by とっち at 12:03| Comment(0) | 職人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月11日

ログハウス、支える樹と階段

テーマ“支え”、チェンソーカービングのログハウス

 “小さなお子ちゃまが好奇心をもって覗き込めるよう”なログハウス。

一本丸太からの削り出し。煙突は屋根よりもちょっと高くしてドーマーも付けました。

頂いた題材に、僕なりの思い。支える樹と階段。

次回は塗装にかかりますが、造形はイメージに合っているでしょうか。
posted by とっち at 22:13| Comment(0) | チェンソーカービング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月09日

蔵王の旬

今の蔵王の旬

 入梅目前のハナショウブが咲きそろう頃、フキやヒメタケ、ミズ(ウワバミソウ)の美味しい季節がやってきました。

地元の旬のものを頂く。体に流れる水と同じ水で育った地のもの。季節によって人間の体調も変わるように、自然のサイクルに合わせて育つ旬のものは、その時々の気候で生きる工夫が備わっています。

山菜も季節によってアクや毒を持ったりする、不思議ですね。それは実は必然で当然なこと。だからこその今がその有り様だし、偶然に備わった資質がそうさせたのではなく、その環境で育ったがために与えられた、というか、生き残る術として受け継がれたものなのですね。

植物は殆どの場合根を地面に生やして移動しないので、種を運んだり花に実をつけるために昆虫や動物を利用します。でも、そのために自らが食べられてしまっては困るので、棘があったりアクや毒を持っていたりします。それら微弱な毒素がデトックスにも一役かうわけです。

旬のものを頂く大切さ、例えば太陽の季節の夏。紫外線の強い夏場に美味しいのはトマト。トマトは紫外線からその身を守るためにリコピンという強い抗酸化作用物質を作り出します。

人はその旬のトマトを頂くことによって、外からの刺激である紫外線の影響を和らげるわけです。
 
posted by とっち at 09:59| Comment(0) | 蔵王の6月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月07日

大道芸フェスティバルin遠刈田

大道芸フェスティバルin遠刈田第13回目

 蔵王の6月といえば、“大道芸フェスティバルin遠刈田”。今年も大いに盛り上がりました。ジャグリング矢部亮さんの周りにはサインを求めて長蛇の列。中国雑技芸術団の出番となれば都心の満員電車並み、熱気で会場はムンムンでした。

例年1万5千人前後の観客動員数となる“大道芸フェスティバルin遠刈田”。お祭りを支えるのは観る人演ずる人、支える人たちの熱意です。会場となるのは遠刈田温泉街のメインストリート。様々なストリートパフォーマーたちが同時刻に演舞し、観客を引き寄せて腕を競い合います。

成せば成る成さねば為らぬ何事も
成らぬは人の為さぬ也けり

アメリカ合衆国第35代大統領ジョン・F・ケネディが来日した際、“日本で一番尊敬している政治家は?”という記者団からの質問に、当時日本人の間でも深く知られていなかった人物“上杉鷹山”と答えたそうです。

米沢藩を立て直した上杉鷹山の持っていた基本の思想は“自助・互助・扶助”という三助の思想。

その御人柄が表れる逸話。参勤交代で上杉鷹山が米沢へ戻る際、城に掛かる橋が朽ちていたところ、藩の武士たちが無償の奉仕で橋を直しました。そして江戸から戻った上杉鷹山は、その橋を前に馬から降り、家臣たちへ向い“御前達の汗と脂がしみこんでいるこの橋は、到底馬に乗っては渡れぬぞ。”と申されて歩いて渡られたそうです。

もちろん、それまでに上杉鷹山が長年藩士や民にしてきたことによってこそ成し得たものでしたが、当然上杉鷹山はそこの上にも胡坐をかかなかったわけです。

その上杉鷹山が愛してやまなかった米沢藩。三代後には藩の財政が健全なものに立て直されたとか。

日本人政治家上杉鷹山の思想の影響を受けたアメリカ合衆国第35代大統領ジョン・F・ケネディの残した有名な演説の一説。

“〜Ask what you can do for your country.〜”

大道芸フェスティバルin遠刈田第13回目

デモの片付けをしていると、去年お世話になった中学校の生徒さんが話しかけてくれた。なんでもフクロウベンチに名前を付けて可愛がってくれているそう。

13回目となった“大道芸フェスティバルin遠刈田”。はじまりの思いは、きれいに整備された歩道を愉しんでいただこうというものから。生きいきと、活き意気とした町作り。

“また来年ね。”

今年もお世話になりました。ありがとうございました。
  
posted by とっち at 15:32| Comment(0) | 蔵王の6月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月06日

青葉ケヤキの枯れた切り株から

ケヤキはすごいね。切り株が枯れても、根から新芽が出た。

 地中に埋められた青葉通ケヤキ株2つのうち、枯れてしまったと思われた切り株から芽が出てきた。すごい、青葉ケヤキの生命力。

放送では流されなかった枯れた切り株だったけど、放射状に伸ばしていたゴン太の根は生きていたようで、切り株の際からスルスルと新芽が伸びていた。気付かなかった。ケヤキ、再々度甦りました。感極まって涙を流されていた方々・・・ありがとう。

さて・・・ケヤキは根で増えるのか?

皆さん、あ、いや、“一本の樹から地球へ”の冊子をお持ちの皆さん、本の中で紹介されている“ミズゴケ移植”。僕も試しましたが本と同じように失敗し枯らしました。

でも、芽が出ちゃいました。挿し木接木と世話を焼かなくとも、人の手を介さずに自然のままでいたら、同じように芽が出てくるほどケヤキは強い樹なのかもしれませんね。あぁあぁ、成功の成否を問いているのではないので、くれぐれも誤解なされませんように。

生命力溢れて、ありがたやありがたや。
 
posted by とっち at 18:59| Comment(0) | 蔵王の6月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月05日

レイの中間塗布と最終塗布

中間塗布と仕上塗布

 向って右側が中間処理にレイのナニを塗布した状態。幾分白いの。作品表面に出来る杉の繊維を毟り取ったような痕も、レイのナニがカバーしてくれて、との粉よりも自然な仕上がりになる。

向って左側が最終のニスを塗布した状態。生木から滲み出てくる水分をレイのナニが抑えてくれるので、仕上げのニスも驚くほど乾きが速く、丸太へのニスの吸い込みが無いので一回の塗布で済む。レイのナニの白っぽい様なセルロース特有のテカリはニスの飴色で無くなる、っぽい、みたいな、感じ。
 
posted by とっち at 19:29| Comment(0) | クラフト蔵王人(クラウド) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月04日

MIND FOREST CUP 2009 in MIYAGI ZAO

 “鈴木さん、この森に住む人達が毎日の散歩を楽しめるように、ここで育った木々を使った彫刻の森にしたいのです。ぼくたちが来るずっと前から生きていたのですから・・・。”

おんちゃん、貴方の夢に乗ります。森に住まう28戸の玄関に、家人と永らく生きるモニュメントを飾りたいですね。

と、いうことで、

“MIND FOREST CUP in MIYAGI ZAO 2009”


※競技会ではありません。仕事です。

今週のフクロウ表札

開催期間:2009年6月26日〜2009年8月16日(※宮城県蔵王町会場)
(期間中は、出入り自由フリーで彫刻を行えます。)

使用木材:宮城県蔵王町産の間伐材

制作題材:一緒に住みたい森の仲間たち
スポンサーの意向では愛らしい動物や勇猛な鷲や熊などが主になります。丸太を古木風にアレンジして巣箱をあしらった作品などもOK。ほのぼのとしてあったかい森の中の町を作りたいのです。作風は在る意味限定されますので、あらかじめ御了承ください。

制作手法:
事前に彫刻者の実績、デザイン画若しくは試作作品の写真を御提出いただき、資料を元にスポンサーが選考後エントリー。(※主催者判断で選考。デザインを指定される場合もあります。)

28のアート作品と2つの公園用ベンチを制作していただきます。デザインが異なれば1人で複数作品のエントリー可。(1名28作品賞金総取りの場合も有ります。)

彫刻方法は不問。

作品は地面に固定するため基台部が必要。

作品は防腐塗料仕上げ。

他、仕様詳細は後日発表。

審査方法:期間中の来場者が全作品を審査、獲得ポイントにより作者を表彰。

制作報酬:1作品につき15,000円(※納品時引き換え)

表彰内容:
獲得票1位10万円
獲得票2位5万円
獲得票3位3万円
獲得票4位1万円
獲得票5位5千円
(※重賞あり)

エントリー費用:1作品につき材料費5,000円

滞在費、食費、消耗品等は一切参加者の負担となります。但し、森の楽園1stステージ、2stステージ、3stステージにあるスーパーハウスを宿泊場所として提供。森の楽園は電気、水道、ガス、トイレがあり自炊可能。温泉街天然温泉掛け流し共同浴場まで車で5分。

詳細は追ってお知らせいたしますが、エントリーは本日より受付します。

みやぎ蔵王 森の楽園
〒989-0916
宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉字鬼石原1−55
090−2360−5000 鈴木 寿幸
 
posted by とっち at 08:36| Comment(0) | チェンソーカービング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月02日

中古カーゴトレーラー買ってください

中古カーゴトレーラー

 ケヤキやカービング資機材の運搬用に購入したカーゴトレーラー。もう今日でお別れ、今後は使わなくなりますので、ちょうど2010年6月2日までの車検1年間を残し手放すことにしました。写真は2009年6月1日の朝に撮影しています。

中古カーゴトレーラー

輸入販売元は茨城県のシーマリンさん。このトレーラーの仕様などはコチラのURLです。
http://www.sea-marine.com/trailer/sonota/ymt34cb.html

中古カーゴトレーラー

最大積載量は200kg。今は6分山くらいのスタッドレスタイヤを履いています。

中古カーゴトレーラー

工具置き用に2バイ材と杉板で囲いを付けていますが、ハメコミで本体へのビス留めなどはしていません。ただ、茶色の塗装が垂れちゃってます。それとリヤの三角反射板(リフレクター)の留めビスが外れちゃったりしてます。アオリは内側から丸太で押されたポコポコがあります。事故暦はありません。新規登録時、仙台の場合は車庫証明は不要でした。

それなりの使用感だと思いますが、Yahooオークションでのコメントに倣い、“神経質な方”は御遠慮ください。

と、いうことで、どなたか50,000円で買ってくださぁ〜い。

配送交通費実費でお届けします。
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posted by とっち at 06:15| いらっしゃいませ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月01日

フリーカービングフクロウ、東栄町から持ち帰り

東栄町からお持ち帰りのカービングフクロウ

 東栄大会初日、午前中のフリーカービングで彫ったフクロウです。“ナンボ?”と聞かれやしても“頂戴”と言われない。
今年も持ち帰りカナシス。

木材保護塗料を塗ったあと、例のナニを塗って割れ止めしておきます。背割れを入れているものの左右の眉に細いヒビ割れが既に入っていました。

東栄町の皆さんが例年通りのスケジュールで間伐材を御用意されていたとして、温暖化の影響で早めに水あげが始まっていたのかなぁ、なんてちょっと想像。
 
posted by とっち at 10:31| Comment(0) | チェンソーカービング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする



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